今後の英語教育に求められるのは、『英語4技(読む・書く・聞く・話す)』の獲得と『自ら考える力』を育てる環境作りです。
2021年度から実施の新学習指導要領で学校英語は大きくかわり、よりコミュニケーションを重視した内容になることが発表されました。
英語を、今よりさらに「話す」ツールとして学習する方向に移行していくということです。 授業ではこれまで以上に「聞く」「話す」というプログラムの時間が増えてくるでしょう。
また、中学校での学習単語数は、1200語から1600語~1800語に増え、文法学習は高校分野が前倒しとなり中学3年生で学ばなければならないため、すでに中1中2の学習内容は昨年度から改定され追加されています。
学習内容は増え、慣れないスピーキングやリスニングにも対応していかなければならないのです。
これからのお子様を取り巻く英語教育環境は決して楽観視できない状況であることを理解しておく必要があると思います。
さらには、英語をコミュニケーションのツールとして「使う」ことを目標にするのであれば、使う人の『自分で考える力』が重要になります。
英語を使って何を言うのか、何を伝えたいのか、という「自分なりの考え」を持たなければなりません。
英語4技能(読む 書く 聞く 話す) に加え、自分なりの意見を持つ「自分で考える力」 を育てる英語教育が求められています。 基本的な英語のスキルを効率良く早期に獲得し、英語で情報収集ができ、自分なりの考えを発信できる子どもたちになってもらうために必要な英語教育とは何か、真剣に考えなければなりません。
2022年4月
代表 安東 恵
ユリーカ英語教室では、できるだけ早い時期にまずは読むことを集中的に鍛えていきます。読むスキルを使えば英語でたくさんの情報をゲットできます。オンライン多読プログラムや、小中学生新聞英語版などから身近な話題を取り上げ、意見を書いて共有します。英語の基礎のスキルとしての 英検®の目標は、小学生で準2級、 高校卒業までには準1級としています。目的に向かい少しずつ目標をクリアしていく体質を育てていける環境づくりにも取り組んでいます。
英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
2021年度より、ようやく念願のSTEAM教育導入に踏み切りました。キンダリークラス(年中、年長)を対象に「英語×プログラミング」を実践します。プログラミング教育の分野で、公立小学校で高い実績を誇るSTEMONの開発カリキュラムを導入し、プログラミングの基礎を英語で学びながら「想像力」「表現力」「自分で考える力」身につけてもらいたいと思います。プログラミングを英語で学ぶという取り組みは、未来の教育において必ずなくてはならない2つの大きな柱を同時に組み立てるという画期的なプログラムだと確信しております。
入試を含め、今後も 様々な変化が予想される英語教育ですが、早期に確実に英語の基礎を鍛えながら、自らの考えを発信するスキルを身につけ 、問題解決できる人になってほしいという願いを込めて、未来型英語教育の環境を整え、お子様にとって有益なスクールであり続けるために日々努力して参ります。